【現地9月10日】大谷44号HRも10勝目はならず
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現地時間2021年9月10日、大谷はアストロズ戦に2番・投手として先発出場し、初回の第1打席で先制の44号ソロを放ったものの、投手としては3回1/3を投げて9安打、1死球、1三振、6失点の内容で敗戦投手となりました。
Embed from Getty Images投手としての大谷の投球内容は数字から受ける印象ほど悪い内容ではなく、次回の登板での復調は十分に期待できる内容と言えます。
勝てなかった最大の理由は、やはりスプリットが決まらなかったことでしょう。
今日はスプリットの制球が悪く、まったく空振りを取ることができませんでした。
そのため各打者を早めに追い込むことができても決め球として使うことができず、球数も増え、その後ヒットで出塁を許すケースなどが見られました。
4回には先頭のディアスを2ストライクと追い込みながらもすっぽ抜けたスプリットで死球を与え、この回での3失点と降板につながりました。
また、このような状況の中で、アルトゥーベをはじめとするアストロズ打線の粘り強い打撃に加えてまずい守備も重なり、敗戦投手となりました。
本人やマドン監督の試合後のインタビューからも体調等について特に懸念するところがある様子は見られません。
次回の登板はマウンドに慣れているため得意のホームでの登板が予想されることもあり、十分に修正可能で、二けた勝利の達成が期待できます。
一方の打撃について、1打席目で低めのシンカーを完璧にとらえ、今シーズン44本目のホームランを打ちましたが、左ピッチャーの変化球しか打てない、という流れは続いており、ホームラン王のタイトルを取るためには以前のような打撃の復調が必要かもしれません。
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